月刊『聴く中国語』のレベルと使い方!上級者向けのおすすめリスニング教材です。
中級以上の中国語学習者によくある悩みとして
「良い参考書がない!」
というのがあります。
最近は中国語の参考書もどんどん新しいのが出てきていますが、ほとんどがこれから中国語の学習を始める初心者向けのものばかりで、参考書自体は充実してきているものの、中~上級者向けのものについてはまだまだイマイチ、というのが現状なんです。
そんな状況ですが、参考書選びに悩んでいる中~上級者の救世主になるような神テキストがあります。
月刊『聴く中国語』という雑誌です。
これ、めちゃくちゃおすすめです。
今回は、この『聴く中国語』について、
- 内容と難易度
- この参考書を使うメリット
- 勉強法
の3点をまとめていこうと思います。
参考書選びに迷っている中~上級者の方はぜひ参考にしてみてください。
『聴く中国語』の内容と難易度
内容は?
『聴く中国語』は基本的にリスニングの教材です。
毎号、さまざまな中国語の文章がCD音声付きで収録されています。
(音声が付いていない文章もアリ)
内容は毎号微妙に違いますが、だいたい最初は
中国(たまに台湾)の文化に関連した文章
から始まります。
最近のものだと
- 大陸の中国語と台湾の中国語の違い
- 中国の祝日
- 中国における日本アニメの受容
などが収録されていました。
どれも日本人の中国語学習者にとっては新鮮で、非常に興味深い内容となっています。
また、その他には、生のニュースを元にした文章が収録されています。
基本的に『聴く中国語』のナレーターが吹き込んだものですが、毎号ひとつは中国国営放送局の実際の音声も収録されており、リアルな中国語を体感することもできるようになっています。
その他にも
- 日常会話定番フレーズ50
- 常用コロケーション40
- 「おもてなし」中国語会話
- 生のインタビュー音声
- 日本を紹介する文章
- 中国の歌
- 中華料理のレシピ的な教材
- 小説
など、盛りだくさんな内容になっています。
レベルはどのくらい?
さて、気になるレベルですが、率直に言うと難しめで、少なくとも
中国語学習を始めて1年未満の初心者にはこなせない
ので注意です。
しかし、
- 2000語程度の基礎単語を覚えている
- リスニング、リーディングは中国語検定3級合格以上の実力がある
という人で、
- 中検の2級・準1級を目指している
という人、つまり
初心者段階を抜けた人で、中~上級レベルを目指していきたい人にとってはピッタリのレベルになっています。
ただ、繰り返しになりますが、初心者段階の人は手を出さないのが無難です。
下記の記事で紹介しているような『ゼロからはじめる中国語』などを使い、基礎をまずは固めていった上で、『キクタン 中国語』などを使い、語彙を2000語程度まで増やしてから取り組むのをおすすめします。
この本を使うメリット
①月刊誌である
『聴く中国語』は月刊誌で、毎月新しいのが出ます。なので、量的には無限に学習が可能です。
たとえ1か月以内に1冊終わってしまったとしても、バックナンバーを買えばいくらでもおかわりができます。
どんなに良い参考書でも、普通1冊やってしまったらそれで終わり。おかわりが欲しいと思っても無理ですよね。
これはこのテキストを使う大きなメリットだといえます。
また逆に、買ったはいいけど全くやる気が出ず、放置してしまったという場合でも、次号から買い直せば、また新たな気持ちでスタートすることができます。
中途半端な状態で放り出してしまったテキストって、また勉強し始める気がなかなか起きないじゃないですか。
『聴く中国語』なら新たに買い直すことで再びフレッシュなスタートが切れるんです。
②飽きない
先ほども紹介しましたが、『聴く中国語』は内容がとにかく豊富です。
中国文化についての文章、ニュース、生のインタビュー、定番フレーズ&語彙強化、日本を紹介する文章、小説、中華料理の作り方、そして歌(本当に歌がCDに入ってます)。
こんなに内容が多種多様な教材は『聴く中国語』以外にはありません。
これだけ色々載っていると、勉強していて飽きが全然来ないんですよね。
勉強を楽しく継続できるんです。
ちなみに、これだけ内容が豊富ですが、それぞれの文章の量は長すぎず短すぎず、適切な量なので、ゴチャゴチャした感じが全くしません。
③知識も身に付く
『聴く中国語』では、中国の文化に関する内容が豊富に紹介されているので、これを使って勉強すると、リスニング力だけではなく、
背景知識も身に付けることができます。
特に今まで「こんにちは。お元気ですか?」「駅まではどうやって行けばいいですか?」などの日常会話しか勉強してこなかった人は、この教材を使うことで一気に中国語力を上げることができる可能性があります(マジです)。
おすすめの勉強法
①好きなところからやろう
「最初のページからコツコツやって、全部終わらせるぞ!」
と意気込んでやると挫折する可能性が大なので、
「好きなところだけ、自分ができる範囲でこなそう」
くらいの気持ちでやった方がいいです。
②まずは内容を確認
CDを聞く⇔スクリプトを見る
というのを繰り返しながら、一通り内容を理解しましょう。
その際、わからない単語は後で見てもわかるようにペンで印をつけておきましょう。
また、復習をしていく中でどうしても覚えられない語彙については、それ用にノートを作ってまとめておくのがおすすめです。
(参考:ぼくの実際の語彙ノート)
あまりキレイにノートにまとめようとしないのがコツです。
ノートにまとめるという行為は"勉強"ではなく"作業"です。
大事なのはこのあとこのノートを何回も見直すこと。
書き留めるのはささっと適当にやってしまいましょう。
③リピーティング→シャドーイング
内容の確認が終わったら、
- スクリプトを見ないで、音声をある程度の長さ(覚えていられるくらい)聞く
- 聞いた内容を自分の口で再現してみる
というトレーニングをこなしていきます。
これはリピーティングと呼ばれるトレーニング方法で、リスニング力向上にかなり有効です。
(参考記事:リピーティングの詳しいやり方)
余裕があれば、リピーティングをこなした音声を使ってシャドーイングもしていきましょう。
シャドーイングは音声を聞きながら数語遅れて自分の口で発声していくトレーニングで、これもリピーティング同様リスニング力アップに効果があります。
まとめ:誤植だけなんとかして欲しい
というわけで、中級者以上におすすめの中国語リスニング教材『聴く中国語』のレビューでした。
この本は、初級段階を抜け、実践的なレベルまで中国語力を高めていきたい人にとっては、現在出ているテキストの中で間違いなくベストな選択肢です。
「初心者レベルはなんとか抜けたっぽいけど、次に何をすればいいのかわからない!」
という人はぜひ取り組んでみてください。
あと、最後にひとつだけ微妙だなと思う点を書いておこうと思います。
このテキスト、ちょいちょい誤植があります。
ピンインが違ったり、CDの音声とテキストが微妙に違ったり、ということが毎号数か所見られ、めっちゃ気になります。
日本語と中国語がわかる編集者がしっかりと最後の見直しをしているのかな?
と疑問に思います。
ということで(?)、もしも関係者の方、この記事を見ていらっしゃったら、発売前の最終チェックをぼくに任せてくれませんか?笑
ご連絡お待ちしております。
(関連記事:『聴読中国語』も中級者以上におすすめです)
言語交換は大抵うまくいかない!?言語交換のメリット・デメリットについて冷静に考えてみる。
かずーい(@kazuui81)です。
言語交換(ランゲージ・エクスチェンジ)とは、外国語学習者同士が、お互いのネイティブ言語を教え合うことを指します。
例えば、あなたが英語を勉強しているとして、"日本語を勉強している英語ネイティブ"と一緒に勉強したらそれは言語交換です。
言語交換の相手を見つけられるネット上のサービスは年々増えてきています。
HelloTalk(言語交換アプリ)とかめちゃくちゃ有名で流行ってますよね(レビュー記事を書きましたのでぜひ!)。
⇒HelloTalkは正直ビミョー。っていうか使えない!その理由4つ
しかし、海外と比べると日本ではまだ言語交換自体がよく理解されていないところがあり、仮に興味があっても、
「言語交換って実際どうなの?」
と思っている人も多いと思います。
そこで今回は、実際に台湾で中国語-日本語の言語交換を経験したことのあるぼくが、言語交換のメリット・デメリットについて冷静に考えた上で、上記の
「言語交換って実際どうなの?」
という疑問に答えを出したいと思います。
デメリットが多いよ!
結論を先に言ってしまいますが、言語交換はデメリットだらけだ、というのがぼくの考えです。
なので、先に一通りデメリットを挙げていこうと思います。
①教えないといけない
当然のことですが、言語交換は言語"交換"なので、こっち側も相手に日本語を教えなければいけません。
これが、すごく難しいんですよ。
いくら日本語が母語だとはいえ、教えるとなると話は別です。
日本語の教師になるには「日本語教育能力検定試験」という試験をパスしなければいけないことからもわかるように、日本語を外国人に教えるというのはひとつのプロフェッショナル・スキルです。
やってみるとわかるんですが、これが全然うまいこと教えられません。
私たち日本語ネイティブは日本語文法の理屈がわかっていないので、教えられることはせいぜい相手の言ったことが正しいかどうかくらいなんです。
非プロとして日本語を外国人に教えていると、
「これ、オレから教わるより、自分で教科書読んでもらった方がはやいのでは・・・?」
という気持ちになってきます。
また、難しくて教えられないということ以外にも、自分自身の勉強の効率が悪くなる、という問題もあります。
日本語教師を目指していたりでもしない限り、
人に教えてるヒマがあったら自分の勉強がしたい
というのが大部分の人の本音なのではないでしょうか。
②相手も素人である
当然ながら、相手もプロの語学教師ではありません。
なので、疑問点があっても、納得のいく説明が得られる可能性はかなり低いです。
「これはどうしてこうなの?」
という質問をしたとしても、基本素人は、
「これはみんなこう言うからこうなんだ」
という説明しかできません。
数々の疑問点をぶん投げられ、それによって鍛えられてきたプロ教師と比べると、レッスンはやはりぎこちないものになってしまうでしょう。
③日本語に頼ってしまいがち
言語交換の相手は日本語学習者なので、自分のターゲット言語を勉強している時でも、
「いざとなったら日本語で聞けばいいや」
という意識が自然と働いてしまいます。
『オンライン英会話での講師の選び方』(下記記事)という記事にも書きましたが、
言語を教わるときは、日本語が1ミリもわからない先生の方が断然いいんです。
外国語の会話がいちばん上達する瞬間は、
「(ん~、これ、なんていうんだろう・・・う~ん・・・)」
みたいなカンジで、
うんうん唸りながら必死に適切な外国語を絞り出そうとしているその瞬間です。
相手が日本語を多少なりとも理解できると、そういうときに
「○○って、何ていうの?」
と日本語で聞けてしまうので、上達が遅くなります。
④目的がいろいろ
すでに想像がついている人も多いとは思いますが、言語交換のサイトには、言語なんてどうでもよく、単純に出会い目的で利用している人たちがたくさんいます。
これは、本当に外国語が勉強したいと思っている人にとっては迷惑でしかありません。
一応言っておきますが、ぼくがここで言いたいのは、
「言語交換サイトは出会い厨だらけでけしからん!」
ということではなく、
- 純粋に勉強相手が欲しい人
- 出会いたいだけの人
- 勉強もしたいし出会いも欲しい人
という、異なる目的を持つ人同士で必ずミスマッチが起きる、そのことが言語交換のひとつの大きなデメリットだよね、ということです。
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メリットはひとつしかありません!
言語交換について調べていると、
「現地の友達ができる!」
「生の外国語によって語学力がアップする!」
などのメリットが書かれているのを見つけることができますが、デメリット④で述べた通り、
異なる目的を持つ者同士のミスマッチの可能性が常にある
ので、これらを言語交換ならではのメリットだ!と言うことはできないと思います。
ハッキリとこれは言語交換のメリットだ!と声高に主張できるのはひとつ。
それは、無料であることです。
ネイティブとまとまった時間話がしたいと考えると、言語にもよりますが、それなりにお金がかかります。
それに比べ、言語交換は無料です。
もちろん、カフェで勉強したらコーヒー代はかかるかもしれませんが、基本学習にかかるお金はゼロです。
なんだか身もふたもない話になってしまいましたが、冷静に考えるとこれが唯一言える言語交換ならではのメリットですね。
プロに教わった方がいい
これまで述べてきた通り、言語交換はメリットよりもデメリットが大きいです。
実際、ぼくの周りで言語交換をやっている人を見ても、上記のようなデメリットが気になった結果続かなくなってしまったり、続けていてもイマイチ実力が上がっていない、という人がほとんどです。
こう考えていくと、
結局、外国語を教わりたかったら、お金を払ってプロに頼んだ方がいい
というのが真実なのではないかと思います。
ぼくも言語交換を実際にやってみて初めて気付きましたが、やっぱりプロの先生は教えるのが上手いですね。
もちろんお金はかかりますが、英語ならDMM英会話などを使えば高コスパで英会話しまくれます。
(公式サイトはこちらから)
英語以外の言語だとしても、italkiなどのサービスを使えば、ネット上でプロの先生を簡単に探すことができます。
(気になる方は"italki"でググってみてね)
あと最後に、出会い目的で言語交換をする人ですが、やめた方がいい・・・
というか、やめてください笑
マジで。
それではまた!
(こちらの記事もおすすめ)
Wikipediaは英語の勉強に超使える!おすすめポイント&活用方法をまとめてみた。
Wikipediaは、英語の学習教材としてかなり優秀です。
英語版のWikipediaを日常的に読むことで、
- 語彙の強化
- リーディング力の向上
が期待できます。
今回は、Wikipediaを使った英語学習について、
- なぜ、おすすめなのか?
- 具体的な活用方法
を紹介していこうと思います。
(※Wikipedia・・・インターネット上の百科事典)
英語版Wikipediaで勉強するメリット
①無料である
Wikipediaはすべて無料で閲覧可能です。
普段日本語でWikipediaをよく読んでいる方にとっては当たり前すぎることだとは思いますが、英語学習という観点から考えると、これはなかなかスゴイことです。
普通、それなりのレベルの英文を調達するとなると、1500~2000円くらいは出してテキストを買わなければいけないですからね。
「Wikipediaの英文って、質は大丈夫なの?」
と思う人もいるかもしれませんが、英文のクオリティに関しては、市販のテキストに載っている英文よりもむしろ良いです。
これは、Wikipediaは常に人の目にさらされ、わかりにくい所や変な部分は常に修正され続けているからです。
特に多くの人が閲覧するようなページはお手本のようなカッコイイ英文も多く、読むとリーディング力がつくだけではなく、表現力のアップも期待できます。
②英語を英語で学習できる
Wikipediaのページ上では、文中の用語のリンクをクリックするとその用語のページにさらに移動できるようになっています。
どんどん知識の幅を広げることができ、これがWikipediaの大きな魅力のひとつだと言えます。
英語版のWikipediaでは、リンク先も当然英語のページですが、これによって、
英語で英語の勉強をすることが可能
となります。
よく、
「英語は英語で勉強しましょう」
と言いますが、そうは言われてもなかなか実践できないという人がほとんどでしょう。
『ロングマン英英辞典』などのクオリティの高い英英辞典を使って勉強する・・・などは、色々なところでよく紹介されている勉強方法ですが、
つまらないんでなかなか続かないんですよ笑
その点、Wikipediaを使った英語学習では基本的に自分の興味のあるページを読むので、ストレスフリーで英英辞典的な学習が可能となるわけです。
③情報収集の幅が広がる
英語で情報収集をしたことがない人は、最初はWikipediaを読むのに抵抗があるかもしれません。
しかし、継続的に読んでいくうちに、だんだん慣れてきます。
そして、さらに続けていくと、Wikipediaを読むこと自体に慣れるだけではなく、
Wikipediaなどを使い、英語で情報収集するのが自分にとって全く普通のことになってくるんです。
これは、英語を使って検索などをする習慣がなかった人にとっては、ものすごく大きな変化だといえます。
たとえば、ぼくはハリウッド映画が大好きなんですが、映画について調べるときは、英語でググって英語版のWikipediaなどを見ます。
これによって、日本語で調べる時よりも、圧倒的に豊富な情報を手に入れることができるんです。
インターネットの世界は、実は英語で書かれた情報だらけです。
実際、Wikipediaだけで考えても、日本語版Wikipediaは、総ページ数で英語版Wikipediaの5分の1以下となっています。
Wikipediaを使った英語の学習を始めるのは、この豊富な情報に日常的にアクセスするようになるきっかけとなってくれるんです。
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具体的な活用方法
ここからは、英語版Wikipediaを使った英語勉強法を具体的に解説していきます。
読みたいものを読もう
「なるべくためになる記事を読もう」
などとは考えず、自分の好きな分野・興味のある分野のページを読んでいきましょう。
最もこわいのは挫折してしまうことです。
好きなページを読めば、勉強自体が楽しくなるので、継続できる可能性が高くなります。
先ほども書きましたが、ぼくはハリウッド映画のページをよく読んでいます。
このような、趣味に関することは最もおすすめですね。
また、何か自分が勉強している専門分野があれば、それについて調べるのもおもしろいでしょう。学術的な分野についても、英語版Wikipediaは日本語版よりもたいてい充実しています。
わからない単語はスルーしよう
読んでいく際のコツは、
「これは勉強だ」
とは思わずに、「ただ好きで読んでいるんだ」という感覚で読んでいくことです。
具体的なコツとしては、辞書はなるべく引かないようにしましょう。
普段日本語で本を読んでいるとき、知らない言葉が出てきても、理解に支障がなければいちいち国語辞典を引いたりしないと思います。
それと同じ感覚で英語版Wikipediaも読んでいきましょう。
完璧主義なところがある人は、わからない単語の意味をすべて辞書で調べちゃったりするんですが、辞書を引くたびに思考がいったん遮断されるので、なかなか読み込みに没入できないんです。
それに、当たり前ですが英語版Wikipediaは学習教材ではなく、英語ネイティブが普通に普段読んでいるものなので、レベルは高く、英語が得意な人でも、辞書をいちいち引いていたらキリがありません。
思い切ってわからない単語はスルーし、どんどんどんどん量をこなしていくのを目指すのがおすすめです。
まとめ:レベルは高めなので注意!
というわけで今回はWikipediaを使った英語学習について書いてみました。
さいごに注意点ですが、この学習は中級者以上、具体的に言うとTOEICで700点~程度のリーディング力は最低限必要になります。
挑戦してみて「ムリっぽい」となったら、いったんWikipediaはやめて、市販の教材に戻るのをおすすめします。
ただ、中級者以上の人にとっては、英語版Wikipediaを読むのは本当に効果があるので、ぜひ取り組んでみてください!
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中国語の発音が練習できる本おすすめ3冊!この中から1冊選んでやれば大丈夫!
中国語の学習において最も重要なのはズバリ"発音"です。
発音がちゃんとできるようになるのか、これが中国語学習が成功するのかを左右します。
発音は、中国語の学習を始めようと思ったらまず最初に取り組むのがおすすめです。
これは、まず発音をガッチリ固めてしまえば、その後の文法・語彙学習が飛躍的にスピードアップするからです。
ただ、いざ勉強しようと思っても、
「どうやって勉強すればいいのかわからない!」
という方も多いと思います。
そこで今回は、中国語の発音が学べるおすすめテキストを3冊紹介していこうと思います。
中国語の発音が学習できる本は数多く出ていますが、この記事ではその中から最高のものを3冊厳選し、それぞれの特徴を解説しました。
これらの中から1冊を選び、徹底的に取り組むことで、中国語の発音がマスターできます。
ぜひ参考にしてみてください!
①紹文周の中国語発音完全マスター
おすすめ度:★★★★★
難易度:★★★☆☆
こんな人におすすめ:独学の人、初心者
1冊目に紹介するのが、『紹文周の中国語発音完全マスター』。
この本は、いちばん売れている中国語の発音テキストです。
ぼく自身も使ったテキストで、このテキストをこなすことで、中国語を話した時にいつも相手のネイティブに褒められるくらい上手く発音できるようになりました。
すべての音が練習できる
中国語には21個の子音と39個の母音がありますが、この本では、これら中国語において使われるすべての音が個別にトレーニングできるようになっています。
発音の仕方についても、図と写真付きで解説されていてわかりやすいです。
紛らわしい音の区別が練習できるセクションがあるのも評価できますね。
イントネーションも練習できる
中国語には4つの声調があります。
この声調というのは簡単に言うと音の「上がり下がり」のことで、イントネーションのようなものだと考えていただくと近いかなと思います。
中国語上達のためには、この声調を完全にマスターしなければいけないのですが、これについても、このテキストを使えば徹底練習できるようになっています。
特に、2字熟語にフォーカスした声調のトレーニングが大量にできるようになっていてかなり使えます。
中国語を1ミリも知らず、これから取り組まれる方にとっては
「お前は何を言っているんだ」
という感じだと思いますが笑、とにかく、このテキストを使えば、
- 個別の発音
- イントネーション
の2つがマスターできておすすめ!だということです。
②やさしい中国語の発音
おすすめ度:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
こんな人におすすめ:語学が苦手な人、初心者
基本的には1冊目に紹介したテキストを使うのがおすすめですが、この『やさしい中国語の発音』もかなり使えます。
タイトルに「やさしい」と入っているのからもわかるように、この本はとにかく丁寧でわかりやすいです。
1冊目に紹介した本と同じように、この本でも中国語で使われるそれぞれの発音を個別に練習できるようになっていますが、説明についてはこっちの方が丁寧です。
1冊目で紹介したテキストは、ムダがなく、エッセンスだけをギュッと詰めた感じで、語学学習自体が得意な人にはいいんですが、あまり得意ではない人にとっては無味乾燥に感じてしまうという欠点があります。
なので、語学学習が不得意な人(中学の時に英語の授業が苦痛でしかなかった人w)はこの『やさしい中国語の発音』を選びましょう。
ちなみに、簡単な文や単語を使った発音練習も入っているので、すでに何か別の初級テキストに取り組んでいる、という人がサブのテキストとしてこれを使うのもおすすめですね。
③発音の基礎から学ぶ中国語
おすすめ度:★★★☆☆
難易度:★★★★★
こんな人におすすめ:すでにある程度できる人
「中国語 発音よければ 半ばよし」というのは、もうかなり有名になってしまった私のモットーですが、これは私のそう短くはない教学経験から生まれました。
(3ページ「まえがき」より引用)
『発音の基礎から学ぶ中国語』もおすすめです。
テキストの前半では個別の音の解説、後半では簡単な会話文を用いて、さらなる細かい部分の解説がされています。
このテキストの特徴を一言でいうと、「ガチ」です。
とにかく扱っている内容のレベルが高い。
これ1冊を徹底的にやれば、発音についてはかなりのレベルに到達します。
ただ、その分相当なやる気が必要にになってくるので、そこは注意してください。
難しいことは難しいんですが、中国語をすでにある程度勉強している人で、発音をもう一度やり直したい、という人にはベストな選択かもしれません。
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勉強法&注意点
1か月やってみよう
ここまでで挙げた3冊の中から自分に合っていそうなものを1冊を選び、
1ヵ月間、徹底的に取り組んでください。
ぼくの経験上、1ヵ月必死に取り組めば、語学が苦手な人でもかなりそれっぽい発音ができるようになります。
この1ヵ月間は、文法テキストや単語集など、別のことはやらず、発音だけに取り組みましょう。
中国語は、とにかく発音。発音発音。発音です。
1ヵ月くらいなら、まるまる発音だけに充ててもOK、というくらい発音は重要なんです。
10日くらい経つと、だんだん
「他のテキストもやりたい・・・」
「本当にできるようになるんだろうか・・・?」
などの感情も生まれてくると思いますが、目の前の一冊を信じて取り組んでみてください。
1ヵ月後には必ず視界が開けます。
常に声を出そう
トレーニング中は、ほぼずっと声を出している、というのが理想です。
発音の練習は、自分で発声してみてなんぼです。
CDの音声を確認したら、あとはそれに似せるイメージで何回も自分の口で特訓してみましょう。
中途半端にやらない
中国語の初級テキストには、たいていページの最初の方に発音を解説したセクションが付いています。
結構詳しく書かれているものが多く、使えそうに見えるのですが、
おまけ程度に書かれているページを読んだだけでは、中国語の発音は絶対にできるようにならない
ので、それらをサッと読んでさっさと文法に進もう・・・などと考えるのはアウトです。
この記事にで挙げたような専用のテキストを使い、どっしり腰を据えて、1ヵ月間、じっくりと発音に取り組んでみてください。
発音だけに特化したテキストを1冊使い、みっちりとそれに取り組む
これは、中国語を勉強しようと思ったら、絶対に避けては通れない道だと考えてください。
発音を中途半端にやってしまうと、その先に進んでも壁にぶちあたることになります。
「最初に一気にマスターしてやる!」くらいの気持ちで徹底的に取り組んでみてください!
その他の中国語関連記事
他にも中国語関連の記事を書いています。
⇒中国語学習に向いている人はどんな人?成功しやすい3つのパターン
⇒英語と中国語ではどっちが難しいのか?3つの角度から考えてみた!
発音がマスターできたら語彙学習に進みましょう。
おすすめは『キクタン』です。
使い方については下記の記事にまとめました!
TOEIC SW スコアアップのために絶対に意識すべき3つのコツ!
TOEIC SWテストはスピーキング・ライティングのテストなので、選択肢を選ぶ形式であるLR(普通のTOEIC)と違い、
つかみどころのない
テストだと言えます。
公式側から採点基準が発表されているので、それを見ることで、どんな解答が評価されるのかを一応知ることはできますが、採点基準といっても問題毎にいくつもあるので、それらをすべて意識するのは困難。
やはり、TOEIC SWというテストはとらえどころがなく、試験中に
「もうどうしたらいいんだ!」
という状況に陥ってしまいがちなテストだと言えます。
そこで今回は、TOEIC SWを受ける際に、最低限押さえておきたいコツを3つのポイントに分けて紹介していこうと思います。
特にTOEIC SW初心者の方は、これらのコツを念頭に置いておくだけで、かなり試験が楽になると思います。
ぜひ参考にしていただけたらなと思います。
①最後まで諦めずに食らいつく
TOEIC SWテストで最もおそろしい事態は何かと言うと、
無回答
です。
スピーキングテストなら「沈黙」ですね。
「(え~っと、ぜんぜんわかんない。どうしよう。なにを言えばいいんだろう・・・。えっと・・・えっと・・・)」
とやっているうちに時間終了。結局何も言えませんでした。というパターンです。
これは最悪です。絶対に避けなければいけません。
TOEIC SWでは、とにかく自分の答えを吹き込む(ライティングなら書く)というのが大切です。
採点をする人は、複数の採点基準に即して、あなたの英語に点数をつけていくわけですが、何か言わなければ、採点も何もないんです。ゼロです。
しかし逆に何か言って(書いて)いれば、何かしらの採点ポイントに引っかかって点数がもらえる可能性があります。
もちろん、何も関係のないことをベラベラとまくしたててもスコアアップには繋がらず、むしろマイナスの評価がされてしまいますが、ぼくがここで言いたいのは、
無回答(や、ほとんど何も言えないパターン)だけは最低限回避しよう
ということです。
これは大原則として念頭においておくべきです。
初心者はもちろんですが、160点以上を狙いたい上級者でも、完璧を狙いすぎて頭が真っ白になり、何も言えなくなってしまう、というパターンは十分ありえます。
とにかく何か答える。
「諦めずに食らいついていき、点数をもぎ取ってやる!」
という意識で、解答時間ギリギリまで粘りましょう。自分の話している途中で時間が終わってしまっても大丈夫なので、とにかく食らいついてください。
「そんなん言われても、出てこないものは出てこないよ」
と思った人もいるかもしれませんが、そういう人は英語を自分のアタマからひねり出さなければいけない状況にできるだけ身を置く、という訓練が不足しています。
オンライン英会話のレッスンを毎日受けるなどしていけば、「何か聞かれたときに何かしらの英語を話す力」はどんどん付いてきます。
DMM英会話などの優秀なオンライン英会話サービスを使い、英語を自分の中からひねり出すトレーニングを積んでいきましょう。
(公式サイトはこちらから)
②関係ないことを言わない
TOEIC SWの公式問題集では、詳細な採点基準を知ることができます。
TOEIC Speaking & Writing 公式 テストの解説と練習問題
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
この問題集から「高い採点スケール」とは何なのかを調べてみると、たとえば写真を見て説明する問題では、
写真に基づいた内容で何か話せることを話しましょう。
応答問題では、
Directionに従って適切に解答している。
("高いスケールの解答とは"より)
Eメール作成問題では
筋の通った文章にするために一貫した論理構成で文章を構築する・・・
とあります。
この他の問題にも、これを同じような採点ポイントが書かれています。
これらは要するに、
- 問題の指定に則った解答をしてくださいね
- 論理が一貫した解答をしてくださいね
ということで、もっとくだけた言い方をすると、
問題のルールに従わなかったり、意味不明だったりしたら良い点あげないよ
ということです。
これは、ぼくらも解答の際に強烈に意識すべきポイントです。
つまり、解答の際は、
- 問題で指定されている答え方をしっかりと守る
- 聞かれていることと関係のないことは言わない
- 一貫した論理で話す
のがコツなんです。
と、ここで
「さっき、とにかく何か言えって言ってたのに、今度は関係ないことは言うなって・・・。お前言ってることめちゃくちゃじゃないか?」
と思った人がいるかもしれません笑。
その通りなんですが、ここまでで挙げた2つのポイントをどちらも満たさないとスコアアップは望めません。
とにかく何か話そうとするとすると、関係のないことを言ってしまい、論理一貫したことをズバッと言おうとすると今度は何も言えなくなる。
ここは本当に難しい部分なんですが、
- まずは、とにかく何か言えるように頑張る
- 慣れてきたら内容を充実させる
という段階を意識して勉強し、どちらも満たせる状態を目指していきましょう。
③わかりやすい表現を心がける
写真描写問題の採点スケールに、
非常に複雑な文や長い文を書いても、加点されません。
意味が正しく伝わる限り、つづりや句読点の誤りは評価に影響しません。
(公式問題集157ページより引用)
とあります。
これは何を意味しているのでしょうか?
これはズバリ、
わかりやすい英語を書いた人が高い点数をゲットできるよ!
ということです。
「しっかりとしたつづりで英語を書かなきゃ」
「複雑な文章を書いて自分の高い英語力をアピールするぞ!」
と思っている人は、考えを180度変えなければなりません。
TOEIC SWでは、とにかくわかりやすさが大事です。
難しい英語表現は、100%の自信がない限りは使うのを避けましょう。
英文のレベルとしては、中学校の教科書に書いてあるくらいの英語で十分戦えます。
TOEIC SWとLRの最も大きな違いはなんでしょうか?
スピーキングやライティングといった、発信型の英語力が測れるのか、リスニングやリーディングといった受信型の英語力が測れるのか、という違いをたいていの人はまず思いつくと思いますが、最も大きな違いは
人が採点をするのか、機械が採点をするのか
です。
LRではマークシートを機械がビーっとまさに機械的に採点していくだけですが、SWでは人があなたの英語を採点します。
これが意識できているのかが、実はスコアに大きく響くんです。
採点者を意識できている人は、その人に何とか自分の英語を理解してもらおう、という意識が働くので、英語も自然とわかりやすい表現を選んで話すようになります。
LRのように「正解が選べれば得点。無理ならダメ。」という基準でSWを考えてしまうと、スコアはうまく伸びていきません。
公式問題集を見ると、Eメール問題の採点ポイントに、
返信する相手のことが一応念頭にある(3点)
返信する相手のことをほとんど意識していない(2点)
とあります。
ここでいう"返信する相手"とは誰のことでしょうか。問題の設定上想定している架空の人物でしょうか?
いや、実際にはこれは採点者のことなんですよ。
これは、
「採点者である私があなたからメールを受け取ったと考えて採点します。わたしの事をちゃんと考えてメールを作ってくれてたら高い点数あげますよ。」
と読み替えることが可能ではないでしょうか?
TOEIC SWでは、PCに向かって解答しますが、その後ろにいる採点者(生身の人間)を必ず想定しながら解答しましょう。この視点がスコアアップに繋がっていきます。
まとめ
というわけで今回はTOEIC SWの解答のコツを3つのポイントに分けて紹介してみました。
再度まとめると、
- 諦めずに食らいつく
- 関係のないことは言わない
- わかりやすい表現を心がける
の3点です。
少し抽象的な話にはなってしまいましたが、どれも非常に大切なポイントです。
これらを普段のトレーニングから意識し、ぜひスコアアップを狙ってみてください。
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英語学習相談Vol.2 「単語帳で瞬間英作文をするのはアリですか?」
ブログを読んでいただいた方からの質問を取り上げ、それをヒントにいろいろ考えていこうと思います。
ちなみに質問に答えていく記事を書くのは2回目になります。
(前回の記事)
英語学習相談「CDに合わせて音読すれば発音が習得できますか?」
で、今回いただいたご質問はこちら
はじめまして!いつも参考にさせていただいております。
中学英語のやり直しとして森沢先生の瞬間英作文をオススメされていますが、私の場合、中学レベルの英単語も復習したいと考え、システム英単語中学版をやろうと考えています。
この教材でも瞬間英作文をやることは可能でしょうか?
「森沢先生の瞬間英作文」とは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』のことですね。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
- 購入: 80人 クリック: 383回
- この商品を含むブログ (173件) を見る
このブログでは"ゴリ押し"と言ってもいいくらいさんざん称賛している1冊です。
この本では、中学レベルの短文が文法事項ごとに網羅されており、これを
日本語→英語
という順番ですぐさま翻訳(=瞬間英作文)していくことで、英語が話せるようになるための基礎が出来上がるようになっています。
『システム英単語 中学版』は有名な大学受験用英単語集『システム英単語』の中学レベル版ですね。
質問者様の意図は、
「中学レベルの英単語の復習を『システム英単語 中学版』を使って行いたいんですが、それに載っている例文を使って瞬間英作文をするのは中学英語の復習という観点から、良い戦略と言えますか?」
ということですね。
質問では『システム英単語 中学版』を具体的に挙げていただいていますが、今回は少し抽象化し、
単語帳の例文を使った瞬間英作文ってぶっちゃけアリ?ナシ?
という問いを主軸にして考えていこうと思います。
『どんどん話すための~』を使うのがやはりおすすめ
結論から言うと、
瞬間英作文は、まずは森沢先生の本を使って勉強した方が良い
です。
理由は、その方が効率が良いからです。
単語帳の例文を使って瞬間英作文をするのももちろん可能で、効果的だとも言えますが、"中学英語の復習"となると話は別です。
『どんどん話すための~』では、中学レベルの各文法事項について、必要十分な数の例文だけが整理され、収録されています。
それに比べると単語集の例文は、文法事項についてはバラバラ。
中学英語はすべての基本。土台です。
きっちりと整理された状態で頭の中に建造する必要があります。
そのためにはやはり『どんどん話すための~』が選択肢としてベストです。
単語は同時進行で!
中学レベルの単語帳を使った単語学習についても、『どんどん話すための~』と同時進行で進めていきましょう。
『どんどん~』と合わせて2冊のテキストに取り組むことになるので、負担に感じるかもしれませんが、しっかりとそれぞれの役割を意識することで効率良く勉強を進めることができます。
つまり、
単語帳を使った勉強はあくまで個々の単語の意味を覚えるためだけにやる
と割り切ってしまうのです。
「見出しの英単語を見たらすぐに日本語が思いつく」という水準を目標に取り組んでください。
ちなみに、単語集を使った単語学習のコツについては下記の記事の後半にて説明しているのでよろしければご参考にしてみてください。
どちらも終わったら"おかわり"でやるのはアリ
瞬間英作文は単語帳ではなく、『どんどん~』を使うのがやはりおすすめだと書きましたが、
- 瞬間英作文が一通り終わった
- 単語帳に載っている単語も8割以上は復習できた
という段階になったら、
"おかわり"として単語帳の例文を使って瞬間英作文をやっていく
のはアリ、というかむしろ非常におすすめです。
さきほど「文法事項がバラバラで、基礎ができにくいから単語帳を使った瞬間英作文はナシ」と書きましたが、『どんどん~』を使って一通り基礎ができ、中学レベルの単語の復習もほぼ終わったという段階になったら、
文法事項がバラバラな短文を使って瞬間英作文をするのが、むしろ効果的なトレーニングになります。
そのためには、単語帳の例文はうってつけの教材になります。
すべてやろうと思うと挫折してしまうかもしれないので、
- 自分がまだ100%の自信を持てない単語の入った例文
- 「この例文、実際に使ってみたい!」と思ったもの
を中心に単語帳からピックアップして瞬間英作文をしてみてください。つまみ食いしていく感じですね。
まとめ
最後にまとめると、
- 瞬間英作文については森沢先生の本を使ってやるのがやはりおすすめ
- 単語暗記については"あくまで単語暗記のみ"という方針で同時進行
- これらが終わったら、その段階で単語帳を使った瞬間英作文に取り組む
というのがもっとも効率的に英語力を伸ばせるプランだと思います。
応援してます!
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空港でバイトするメリットとデメリットまとめ!英語が得意な人には特におすすめです。
空港でバイトや派遣社員として働くメリットとデメリットについて今回は書いていこうと思います。
「空港の仕事」と言っても本当に多種多様ですが、今回は高度に専門的な仕事については考えず、空港内の
- 案内カウンター
- 搭乗手続きスタッフ
- カフェ店員
- 警備
- 荷物の管理
といった、バイトや派遣社員レベルで基本的に誰でも気軽に応募できそうな仕事を考慮して書いていこうと思います。
空港での仕事を探そうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
メリット
①語学力が活かせる
空港には色々な国から多種多様な人々が集まるので、外国語ができる人はその能力を活かせる可能性がかなり高いです。
基本的には英語ですが、その他にも中国語やタイ語、インドネシア語なども、最近の旅行者の急増を考えると強力な武器になるでしょう。
空港内のレストランのキッチンスタッフなど、一切お客さんと接しない仕事はもちろん別ですが、警備や荷物の輸送スタッフなどでも、空港でそれっぽい恰好をしていると問答無用に外人からあれこれ質問されるので、空港での仕事なら
基本的にどんな業種でも英語ができることに越したことはない
と言えるでしょう。
また、仮に今英語の実力がイマイチだとしても、働いているうちに確実に英語力はアップしていきます。これも大きなメリットです。
「仕事で必要」というのは英語を勉強する大きなモチベーションになりますよ。
②時給が高い
空港の仕事は時給が高いです。
求人を見ていると、同じカフェ・コンビニでも、そこら辺にある店と空港内の店では、数百円程度時給に違いがあります(もちろん傾向ではあります)。
都内だとあまり違いはありませんが、地方に住んでいる人は、町の会社で働くよりも、出勤できる範囲に空港があれば、空港での仕事を選んだ方が給料が良くなる可能性が高くなるでしょう。
③空港はテンションが上がる
空港って、なんかテンション上がりませんか?笑
ぼくだけですかね。
空港って、きちんと清掃が行き届いていてどこもキレイですし、これから海外旅行に行くためテンションが上がっている人、身なりをバッチリ整えて颯爽と歩くCAなどの存在によって、全体的に謎のエネルギー感に包まれています。
どうせ働くなら、居てテンションがあがる場所で仕事をする方がいいに決まっています。
「別にそんなことないけど」
と思った人もいるかもしれませんが笑、なんとなく空港という場所が好きだという人も結構いるのではないでしょうか?
そういう人にとっては大きなメリットだと言えます。
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デメリット
①休日・祝日に休めない
空港の利用者が多いのは休日や祝日なので、当然仕事をする側は、
みんなが休みの時にめちゃくちゃ忙しく仕事をする
ことになります。
空港での仕事は時給が良いとさっき書きましたが、それはここら辺が理由なのかもしれません。
休日や祝日に行きたいイベントや遊びスポットがあっても、仕事があるため行けない・・・
といったことは頻繁に発生するので、仕事をする人は覚悟しておきましょう。
ただ、あまり友達と遊ばない人、つまり一人行動が多い人や、休日に外出するのが嫌いだと言う人は、平日に休みが多くなるのはむしろメリットになります。
なので、そういう人はこの点については気にする必要はないですね。
②高いレベルの仕事が求められる
空港に出店している店は、どこもバカみたいに高いテナント料を空港側に払って出店しています。
なのでその分、どこも最高のサービスを提供したいとおもっており、バイトや派遣社員レベルでも、高いレベルのサービスが求められる傾向にあります。
また、雇い主以外にも、空港自体がサービス向上のための調査や研修を行っている場合も多く、そういったセミナーなどにも参加させられる可能性も覚悟した方が良いでしょう。
簡単に言うと、空港での仕事は大変なんです。
時給が比較的高く、キレイな場所で仕事ができますが、それにふさわしい仕事ができないと長く続けるのは厳しいと言えます。
特に始めたばかりの期間は何もわからないのに高いレベルを求められるので、かなり苦労することになるでしょう。
どうやって探せばいいのか?
最後にどうやって空港での仕事を探せばいいのか?について紹介します。
町の情報誌、知り合いの紹介・・・など色々方法はあると思いますが、おすすめなのはネットで探して応募することです。これは気軽に応募できるからです。
圧倒的におすすめなのは『アルバイトEX』ですね。
大手求人サイトに載っている求人を一発で全部検索できて非常に便利です。
とにかく掲載されている仕事が豊富なので、
「とりあえずどんな求人が出ているのか見てみたい」
という人にはうってつけのサイトになっています。
まずは「○○空港」などのキーワードで検索してみて、気になった求人があればエントリーしてみましょう。
まとめ
というわけで今回は空港で仕事をするメリットとデメリットについて書いてみました。
実はぼく自身、某空港で1年ほど働いたことがありますが、英語を活かすことができる上に、時給も悪くないので、やってよかったなと思っています。
デメリットももちろんありますが、空港で働くのは全体としておすすめです。
興味がある人は、まずはとにかく応募してやってみるのがいいと思いますね。
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速い英語が聞き取れるようになるためのリスニング勉強法を4つ紹介します!
「スピードが速すぎて英語が聞き取れない!」
このような悩みを抱えている英語学習者は多いのではないでしょうか?
実際、ネイティブが話す英語のスピードは、普通にそこらで売ってるテキストを使って普段勉強している人にとっては"異次元のスピード"に感じるくらい速いです。現地のニュースなどももちろんそう。
しかもそれだけではなく、最近はTOEICなどの資格試験のリスニング速度もかなり速くなってきています。TOEICを受けたことのある人なら、一度は「リスニングが速すぎる!」という感想を持ったことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、速い英語を聞き取れるようになるためのトレーニング方法・コツを4つのポイントに分けて詳しく紹介していきます。
もちろん、速い英語が聞き取れるようになるためにはかなりの努力、また時間が必要になり、一瞬でできるようになる魔法はありませんが、かなり効果的な方法というのは確かに存在します。
ご参考にしていただければ幸いです。
①速いスピードの音源を使う
まず、大原則として、できるだけ速いスピードで英語が収録されたテキストを選ぶようにしましょう。
中~上級者なら、現地のニュースがそのまま収録された『CNNエクスプレス』などがおすすめです。
CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2018年 11月号【インタビュー】ケイト・ウィンスレット【特集】副詞で覚える「句動詞」
- 作者: CNN English Express編
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2018/10/06
- メディア: 雑誌
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初心者の場合は、なかなか教材が見つからないかもしれませんが、そういう場合は、速度を変えられるアプリを使って普段使っているテキストの音源のスピードを上げて聞きましょう。
アプリストアで「音楽 倍速」などと調べると無料でも『Audipo』などの、優秀なアプリを見つけることができます。
これらを使って、リスニング音源を1.3~1.5倍くらいにして聞いてください。
「速い英語を聞き取るための方法が"速い英語聞け!"って何それ・・・」
と思った人もいるかもしれませんが、これ、実はかなり重要なポイントなんです。
多くの人がしている勘違い
速い英語が聞き取れない人に多くの場合共通しているのが、
「だんだんと教材のスピードを速くしていくことによって、聞き取れる英語のスピードを上げていく」
という認識を持っていることです。
しかし、これは最適な方法ではありません。
正解は、
「一気に教材の音源のスピードを上げて、一気に聞き取れるスピードを上げる」
という方向性です。
たとえば「ネイティブの会話が速くて聞き取れない」という人は、もういきなりネイティブのスピードの英語を聞くのが最も効率的だということです。
速い・遅いはただの感覚でしかない
もう一度言いますが、聞き取れる英語のスピードを上げるためには、徐々に、ではなく、一気に速いものに触れるのが一番です。
リスニングできるスピードは、
- 勉強しているうちにだんだん聞き取れるスピードが上がっていった
というよりは、
- 速い英語に触れていたら、いつの間にかそれが普通になり、それ以下はすべて遅く感じるようになった
という成長の仕方をします。
速い・遅いなんてそもそもその人の頭がそう思っているだけで、決して絶対的なものではないんです。
だから、頭をうまく騙してあげればいいんですよ。
たとえば、車の運転で考えてみましょう。
普通の道路を40キロで走っている時に、近くに70キロで走っている車がいたら、かなり速く感じますよね。危ないなぁ・・・と思うのではないでしょうか。
でも、高速道路を80キロで数時間走った後に普通の道路を走った場合はどうでしょうか?
周りの車が軒並み遅く感じますよね。
リスニングもこれと同じです。
「練習を続けてればいつか聞き取れるスピードは上がっていく」と信じて普通のスピードの音源を聞くのではなく、
いきなり速いスピードの音源を聞き出してしまうのです。
高速道路にとりあえず行ってみて、感覚を鈍らせてしまおう、というわけです。
②音読のスピードを上げる
テキストの音源のスピードを上げること以外に、「自分が話す英語のスピード」も上げると効果的です。
聞いているだけではなく、自分でも速いスピードで発話することで、"速いスピード感覚"の習得が容易になるんです。
これも車の運転で例えればわかりやすいかと思います。
助手席に座って周りを眺めているよりも、自分でハンドルを握って運転した方が、よりスピード感を味わうことができますよね。
で、具体的な方法ですが、
自分の口が回るか回らないかギリギリのところを攻めたスピードで音読する
これです。
ちなみに、音読をする時は以下に紹介する2ステップを守ってやるとさらに効果的です、
(1)頭を作る
音読をはじめる前に、速いスピードの音源を数分ほど聞きましょう。
自分が目指す最速のものを聞いてください。
これによって"速いスピード感覚"が頭の中に出来上がります。
(2)音読する
"速いスピード感覚"が頭に出来上がったら、そのスピードを目指して爆速で音読してください。
噛んでしまったら数語戻ってやり直し。
そのスピードでスムーズに読めるようになるまで(たいてい数回でできるようになります)繰り返してください。
慣れてない人は中学レベルで
この高速音読トレーニング、慣れていない人はかなり負担が大きいです。
なので、普段使っている教材でキツい、という場合は、中学レベルの短文を使って高速音読トレーニングをしてみてください。
おすすめなのは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』という参考書です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
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このテキストを使い、
- 倍速で聞く
- 高速音読
- また倍速で聞く
- 高速音読
とひたすら繰り返してみてください。
今までこういったトレーニングをしてこなかった人は、1週間くらいですぐに効果を実感し始めると思います。
③リピーティングをする
リピーティングというのは、
ある程度の長さの英語を聞いたらそこでいったん音をストップし、その後すぐさま聞いた英語を自分の口で繰り返す
というトレーニング方法です。
このリピーティングが、速い英語を聞き取る力をアップさせるのに非常~~~に効果的です。
ぼくも、アメリカの政治討論番組をひたすらリピーティングすることで、内容がほぼすべてわかるようになりました。
リピーティングの最大の効果は、英語がカタマリで理解できるようになることです。
速い英語を聞き取る場合は、単語ひとつひとつにこだわっている暇はなく、ペラペラッと話された内容をそのままカタマリで理解する必要があります。
リピーティングをすることで、この力がどんどん付いてくるんです。
また、リピーティングをすることで、話された内容の中での「重要な部分・重要ではない部分」の区別ができるようになってきます。
これは、そうしないとリピーティングはできないからです。
これによって、英語を聞いているときに集中して聞くべきところと手を抜いて聞くべきところがわかるので、集中できる時間が増していきます。
結果、リスニング力が上がっていくわけです。
ちなみに、リピーティングについては下記の記事で詳しく説明しているので、ぜひ合わせてお読みください。
④単語の復習をする
ひとつ前で「英語をカタマリで理解することが大切だ」と書きましたが、それと同時に、個別の単語単位での理解も重要です。
特に注意して取り組むべきなのが、
すでに知っている単語の復習
です。
多くの人は、単語を覚える際、単語帳の英語を見て日本語の意味が思い浮かべればOK、という基準で単語学習を進めていると思います。
しかし、それができても、実際にその単語が聞き取れるのかというと話は別です。
「字面を見て、時間をかければ意味を思い出せる」
程度の定着度では、リスニングでは使い物になりません。
まして速いスピードの英語となるとなおさらですよね。
なので、すでにわかっている単語に対する反応スピードを上げるトレーニングもしていきましょう。
やり方は、単語帳のCD音声を使って、音声のみを聞いて自分の口ですぐさま日本語の意味を言う、という方法がおすすめです。
教材については、CDがついている単語帳なら何でもいいですが、アルクから出ている『キクタン』シリーズは、CD音声がリズムよく収録されていて特におすすめです。
改訂版キクタンAdvanced6000 (アルク学参シリーズ)
- 作者: 一杉武史
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2012/07/07
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また、この「英単語を聞いてすぐさまそれを口頭で訳す」というのは通訳訓練の世界で"クイックレスポンス"と呼ばれている正当なトレーニング方法です。
クイックレスポンスの効果やコツについては下記の記事でくわしくまとめたのでぜひ読んでみてください。
(関連記事)
まとめ:リスニングは全ての基本!
というわけで今回は、速いスピードの英語を聞き取れるようになるためには何をすればいいのか?ということについて考えてみました。
簡単にまとめると、まずやらなければいけないのはスピードの速い英語にどんどん触れること。
そしてその上で、
- 口が回るかギリギリのスピードで音読
- リピーティング
- クイックレスポンスで単語復習
を行うことで、速い英語に対応できるようになってきます。
リスニングは英語学習の基本です。
会話にしても、仮に話すのがうまくなくても、相手が何を言っているのかがわかれば何とかなります。
ぜひ、今回紹介した勉強法を実践し、速い英語にも対応できる高いリスニング力を習得してください!
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【英語】難しめの教材を使って勉強すべき理由。簡単なテキストばかりやっていても伸びません!
英語のテキストを買う際、どのくらいの難易度のものを選択するようにしていますか?
テキストの難易度の選択については、大きく分けて次の2パターンに分かれると思います。
- 今と同じくらいのレベルのテキストを使って穴を無くす
- 現状よりも程度の高いテキストに挑戦する
の2つです。
で、ずばり言いますが、できるようになるのは総じてパターン2です。
つまり、現状のレベルを超えた難易度のテキストを使うのがいちばんなんですよ。
難しい教材はこわい!
アンケートをとったわけではないので正確な数字はわかりませんが、現状とそこまで変わらないレベル、ないし現状よりもちょっとだけ程度の高いテキストを使って勉強している人はかなり多いのではないかと思います。
誰にでも、難しい教材には恐怖心・不安感があるものです。
- 難しい教材はできるようになるわけない
- すぐに挫折するに決まっている
など。
また、今のレベルと同じくらいの教材(=すでに内容が8割わかっている教材)を使えば、簡単に達成感を味わうこともできます。
勉強がサクサク進むので、やっていて気持ちがいいわけです。
でも、難しい教材を使うべき!
このように、特に意識していない限り、簡単な教材を使う方向にモチベーションが生まれてしまいやすいのですが、それをガツンとはねのけて、難しい教材にどんどん挑戦していくべきです。
以下、メリットを挙げていきます。
①効率が良い
内容が8割わかっているテキストを1冊やっても、新しく覚えることは2割しかありません。
それに対して、内容が内容が3割しかわからないテキストを使えば、わからない部分は7割。
レベルの高い教材を使った方が、単純に勉強時間あたりの効率が良いんです。
「わからないことをわかるようにする・できないことをできるようにする」のが勉強の目的。
その目的のためにも、わからないことに多く触れていった方がいいに決まってるんですよ。
②集中力が増す
人間の脳は、慣れたものを目の前にすると、サボりモードに入るようになっています。
たとえば、車の運転で考えてみましょう。
毎日のように使っている近所の道と、初めて運転する全く知らない道を運転する時では、どちらの方が集中状態に入っているでしょうか?
言うまでもなく後者ですよね。
人間の脳は毎日とてつもない量の情報を処理しなくてはいけないので、入ってくる情報すべてに対して高い集中力で処理していたら、パンクしてしまうんです。
なので、慣れたものは次以降はサボリモードで処理するようになっています。
英語のテキストについても同じ現象が起きるんです。
内容が8割わかっているテキストを使うと、脳が
「もうこれはほとんどわかっている情報だ」
と判断し、サボリモードに入ります。
それに対し、内容がほとんどわからないテキストを使うと、それをわかろうと脳が活性化し、高い集中モードに入れるわけです。
③大きく成長できる
別に簡単なテキストを使っても、成長すること自体はできます。
しかしそれは、あくまで"現状の範囲内での成長"でしかありません。
では、現状の範囲を超えて、次のステージへ行くためにはどうすればいいのか。
その方法が、現状を超えた難しめの教材を使うことなのです。
ひとつ前でも述べた通りですが、人間の脳は慣れたものを前にするとサボリモードになり、新しいものに触れると集中モードになります。
現状では無理っぽいレベルのテキストに立ち向かうと、
「どうすればこれができるようになるんだろう?」
という意識が自然と働くことになります。
これは、強烈な集中力を生み出します。
そして、現状を超えて次のステージに行くためには、この強烈な集中力というものが不可欠なわけです。
取り組む際のコツ
「難しい教材をやれやれ言ってるけど、そんな簡単なことじゃないよ。たいていの人はすぐ挫折してしまうよ。」
という反論がありそうですが、コツさえ押さえれば挫折することなく勉強を進めることができます。
で、そのコツですが、一言でいうと、
わかろうとしてもわからないことは放置する
これです。
難しい教材はわからないことが満載。
これらをすべて理解するまでうんうん考えていたら、日が暮れてしまいます。
なので、程度の高いテキストを使って勉強する際は、
- ちょっとでも新しいことが吸収できたらよしとする
- 考えてもわからないことに関しては放置する
という2大方針のもと学習を進めていきましょう。
この「わからないことを放置する」というのが苦手な人がたくさんいます。
わからないことがあるとモヤモヤしてしまって、徹底的に調べて理解しようと努力してしまう人です。
ただ、英語学習において覚えなければいけないことは膨大です。
ひとつのわからないことにずっと時間を使うなら、それはサッと切り捨てて、別の新しい知識をいくつも吸収した方が効率が良いはずです。
それに、考えて考えてどうしてもわからないことでも、いつかある時、ふとした瞬間にわかるようになります。
人間が何かを"理解"する時、いくつもの知識が動員されます。
考えても考えてもわからない時って、それの理解のために不可欠である重要なピースが欠けているときだと思うんです。
なので、わからないことは「今はわかるためのピースが欠けているからこれ以上考えてもムダだ」と思って切り捨てるのが合理的な判断です。
いつかピースが揃ったとき、
「なーんだ、こういうことだったのか」
と難なく理解される瞬間が来るので、どうか安心してわからないことは放置してください。
2つの注意点
2点ほど注意点があります。
①初心者は低めのレベルを
以前、初心者と上級者での勉強法の違いについて解説した記事を書きました。
(参考記事)
この記事でも書いた通り、本当の初心者、具体的に言うと中1とか中2レベルの学習者は、ド丁寧で簡単なテキストを使った方がいいです。
最初の最初の段階に限っては、チャレンジングな教材というよりは、しっかりとした基礎を丁寧に丁寧に作っていきましょう。
②中学レベルに戻ると効果がある場合も
基礎がしっかりとできていない人が難しい教材に挑戦しても、思った効果が得られない場合があります。
基礎とは何かと言うと、それは中学英語です。
「中学校のレベルの英文がしっかりと自分の口でアウトプットできるレベル」
というのは英語の勉強を本格的にスタートさせていく上で最低ラインになります。これがないと本当に何も始まりません。
なので、伸びない人は思い切って、難しい教材とは逆の方向になってしまうのですが、中学レベルまでいったん戻ってみると英語力が伸びることもあります。
ちなみにこれに最もおすすめのテキストは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
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中学レベルの英語がアウトプットできるレベルまでマスターできる1冊になっています。ぼくも使いましたがおすすめです。
まとめ:上へ上へ。とにかく上へ。
最後ちょっと補足という形で簡単なテキストを使った方がいい場合も紹介しましたが、ぼくがこの記事でとにかく言いたかったのは、
どんどん上のレベルに挑戦して、どんどん上に行こうじゃないですか!
ということです。
大きな成長には、大きな壁が必要です。
大きな壁を前にした瞬間、はじめて人は
「成長するためにはどうすればいいのか?」
ということを本気で考え出すようになります。
そのためにも、上のレベルに挑戦していきましょう。
誰にだって、できないことに挑戦するのはこわいし、不安です。
でも、「できるようになりたい」「次のステージに行きたい」という気持ちも同時にあるはずです。
現状を超えるレベルに挑戦して、次のステージに行こうじゃないですか。
(こちらの記事もおすすめ)
iPhoneで英語のテキストを音声入力する方法!これだけ覚えておけば大丈夫です!
「英語のテキスト入力は、音声入力が圧倒的に便利なので、使わない手はない!」
というのは以前記事でも熱く語った通りですが、
(参考記事)
「じゃあ具体的にどうやって設定して、どうやって入力していけばいいの?」
という点については説明していませんでした。
なので、今回は、iPhone限定になってしまいますが、
- 音声入力の設定
- 入力する際に覚えておくと便利なこと
についてまとめていこうと思います。
音声入力の設定方法
まず、歯車みたいな形のアイコン「設定」を選んでください。
画像中の赤で囲まれたアイコンです。
「設定」を押した後は、少し下の方に「一般」というところがあるのでタップしてください。
(以下、タップするところを赤の矢印で示しています)
続いて、下の方にある「キーボード」をタップしてください。
「キーボード」の次は「音声入力」の右側のところをタップです。
すると「音声入力を有効にする」というボタンが出てくるのでタップしてください。
これで設定は終了です。
ちなみに、古いバージョンだと、この方法ではない場合があります。
この方法でできない場合は、
「設定」→「一般」→「Siri」
と進み、Siriの右側のスイッチをオンにすることで音声入力ができる設定に変えることができます。
(古いバージョンの方は、ぜひ最新のものにアップデートするのをおすすめします。というのも、新しいバージョンの方が音声入力の精度が高いからです。)
音声入力をしたいときは、英語のキーボード上のマイクのマークをタップしてからスマホに向かって英語を話せばOKです。
知っておきたいコマンド4種類
実際に英語のテキストを音声入力する前に、覚えておかなければいけないことがあります。
それはコマンドです。
音声入力には決まったコマンドがあり、それを言うことでピリオドやビックリマークを打ったり、新しい行に変えたり、といったことも音声のみで可能になります。
コマンドは結構な数あるのですが、「これだけ覚えておけば普通のメールとかなら大丈夫!」というラインを考え、4種類だけ厳選して紹介していこうと思います。
①ピリオド・コンマ・はてなマーク・びっくりマーク
"period"
"comma"
"question mark"
"exclamation mark"
と言うことで、それぞれ「. (ピリオド)」「, (コンマ)」「?」「!」を入力することができます。
②新しい行・段落
新しい行に移りたいときは
"new line"
新しい段落に移りたいときは
"new paragraph"
と言えばできます。
③大文字化
「この単語だけ語頭を大文字にしたい」
と思う時があると思いますが、これも音声のみでできます。
語頭を大文字にしたい単語の前で
"cap"
と言えばできます。
たとえば、
"I don't like cap fish period"
と言うと、
I don't like Fish.
のように入力されることになります。
ちなみに、その単語の全文字を大文字化することも可能で、そうしたい場合は
"all caps"
と単語の前で言えばできます。
たとえば "I all caps love you period" と言うと、
I LOVE you.
と入力できるわけです。
④スマイル顔文字
"smiley"と言うことで、スマイル顔文字を入力することができます。
:-)
こいつです。
Thank you very much for reading my blog entry :-)
憎めない・・・。
スマイル顔文字は、特に初めてメッセージのやりとりをする場合に、雰囲気をふわっとさせてくれるので非常に重宝します。
ちなみに、"frowny"と言うと、しかめっ面を入力することができます。
I'm afraid I cannot do that :-(
他にもいろいろ
その他、たとえば"yen mark"と言うと「¥」が入力できたりなど、さまざまなコマンドが存在します。
ただ、仕事でテキストメッセージのやり取りをする場合などでは、ここまでで挙げた4種類のコマンドを駆使すれば困ることはほとんどないでしょう。
まずはこれらを覚え、余裕が出てきたら残りのコマンド暗記にも挑戦してみましょう。
その他のコマンドについては下のページから確認することができます(英語なので注意)。
Use your voice to enter text on your Mac - Apple Support
まとめ:最強の組み合わせは?
というわけでiPhoneでの音声入力の方法でした。
音声入力を駆使して、テキスト入力の効率化を図っていきましょう。
ちなみにですが、音声入力は、その他の入力方法と組み合わせて使うのがベストです。
音声入力は確かに便利ですが、どんな場合でも最強というわけではないんですよね。
たとえば、よく使う文に関しては、音声で入力するよりも定型文として保存しておくのが速くておすすめです。
iPhone上で、
「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザー辞書」
とタップしていくことで、定型文を保存することができます。
例えば、ぼくは「le」と入力するだけで
Thank you very much for letting me know.
と表示されるようになっています。
よく使う文はこのように定型文として保存しておきましょう。
また、長い文章に関しては、iPhoneにもともと搭載された定型文保存機能では改行ができないため向いていません。
そういう場合は専用のアプリを使って文章をまるごと保存してしまうと非常に速くて便利です。
ちなみにぼくが使っているのは『Canned Text』というアプリです。使いやすいですよ。
まとめると、現時点で最強効率なのは、
- できるだけ定型文化した上で
- イレギュラーなシチュエーションに関しては音声入力
- 声が出せない場所などでは仕方なく手で打つ
なのかなと思います。
最後ちょっと話がそれてしまいましたが今日はこの辺で!
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